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庭ができてから、家に早く帰りたくなった

 

仕事帰り、車を走らせながら、ふと「今日は早く帰ろう」と思う瞬間があります。信号待ちの赤がいつもより長く感じられる夕方。ワイパーの音が単調に続く雨の日。そんなとき、以前の自分なら、用事もないのにコンビニへ吸い寄せられていました。家が嫌いだったわけではないのに、帰宅を急ぐ理由が見つからなかったのだと思います。

庭ができてから、その「理由」が静かに増えました。大きなイベントが増えたわけでも、特別な趣味が始まったわけでもありません。ただ、家に着くまでの数分が、前より少しだけ楽しみになった。だから自然に、早く帰りたくなる。そんな変化です。

 

帰宅動線の終わりに、ひと呼吸できる場所ができた

 

南大阪や大阪の暮らしは、車移動が当たり前の方も多いですよね。帰宅時間帯は道路が混みやすく、雨も多い。駐車場に停めて、傘を差して、荷物を抱えて、玄関の鍵を探す。家に入るまでが「作業」みたいに感じる日もあります。

庭があると、その作業の途中に、ほんの数秒の「余白」が挟まります。足元の素材が変わる感触。植栽の影が揺れる様子。雨粒が葉を叩く小さな音。視界の端に緑が入るだけで、仕事モードのまま玄関を開けなくて済む感じがします。切り替えって、気合でやるより、景色で起きるものなのかもしれません。

 

「使わなきゃ」と思わなくなったら、庭が身近になった

 

庭という言葉には、「活用」という宿題がつきまといます。バーベキューをしないといけない。子どもを遊ばせないといけない。手入れをちゃんとしないといけない。そんなふうに考えるほど、庭は遠い存在になりがちです。

でも暮らしの中で効いてくるのは、むしろ「何もしなくていい庭」です。洗濯物を干しながらふと目に入る緑。夜、カーテンを閉める前に外の気配を感じる時間。朝、窓を開けたときに空気が少し軽くなる瞬間。庭は、使う場所というより、生活のリズムを整える背景みたいな存在です。

 

片づけや気疲れが、少しだけ減る不思議

 

庭ができると、家の中を完璧に整えなくてもいい、という感覚が生まれることがあります。室内だけで「きれい」と「落ち着き」を両立させようとすると、どこか息が詰まります。散らかったときに、視線の逃げ場がないからです。

外に目を向けられる場所があると、気持ちが散らかりにくい。ちょっと疲れたとき、窓越しに緑を見て深呼吸するだけで、片づけの優先順位が落ち着いて見えてきます。全部を片づける前に、まず一息つく。そういう順番が許されるようになります。

 

雨の日にこそ、庭が効いてくる

 

雨が多い地域だと、外まわりはつい「濡れない」「滑らない」「汚れない」だけに意識が向きます。それも大事です。ただ、庭があると、雨の日の帰宅が少し違って感じられます。濡れた土の匂い。水たまりに映る光。葉の先から落ちる雫。家の外側で季節が動いているのが分かります。

天気に左右されるのは面倒、と思っていたはずなのに、その揺れがあるから、日々が平らになりすぎない。忙しいほど、その小さな変化が効いてきます。

 

立派じゃなくていい、と腹落ちした

 

庭づくりを考えると、広さや見栄えが気になるものです。でも実際には、豪華さより「自分たちの生活に合っているか」が決め手になります。たとえば、帰宅してすぐに傘をたためる場所がある。玄関前で荷物を一度置ける。視線をやわらかく遮る緑が少しある。それだけで、暮らしの体感は変わります。

整えすぎない庭は、手をかけすぎないで済む庭でもあります。完璧を目指さないほうが、長く続く。これは庭に限らず、暮らし全体に通じる話かもしれません。

 

「早く帰りたい」の正体は、安心の行き先ができたこと

 

早く帰りたくなるのは、イベントが待っているからではなく、「戻る場所」が育ってきたからだと思います。仕事で張りつめた心が、玄関の外で少しほどける。家族に会う前に、庭を一瞬だけ通る。それだけで、言葉のトゲが減る日もあります。

庭は、家を広くする道具というより、心の移動距離を短くする装置です。外と中の間に、やさしいクッションがある。だから帰宅が、ただの到着ではなく「帰る」という実感になります。

 

休日の「外に出なきゃ」を減らしてくれる

 

休みの日、どこかへ出かけないと損をした気持ちになることがあります。けれど庭があると、外出のハードルが少し下がります。玄関を出て数歩で外の空気に触れられるからです。コーヒーを持って立つだけ、植物に水をあげるだけ。それだけで「今日も休めた」と感じられる日があります。

庭は、時間を増やすというより、同じ時間の質を少し上げてくれます。だからこそ、帰り道の景色が変わって見えるのだと思います。

 

家族がいる家ほど、庭の「間」が役に立つ

 

家に帰ると、すぐに会話が始まる家庭もあれば、それぞれが別々のリズムで動く家庭もあります。どちらでも、帰宅直後は少しだけ気が立ちやすい時間帯です。たとえば、靴が脱ぎっぱなしだったり、郵便物がたまっていたり、夕飯の段取りがうまくいかなかったり。小さなことなのに、疲れている日は大きく感じます。

庭を通る数歩があると、その「ぶつかりやすさ」が和らぎます。外で一度呼吸してから入るだけで、最初の一言が柔らかくなることがあります。誰かのために庭を用意するというより、自分の気持ちを整えるための通り道として庭がある。そう考えると、庭の価値はとても現実的です。

 

夜の帰宅でも、安心感が残るつくり方

 

仕事が遅くなった日、真っ暗な外まわりはそれだけで気持ちが急ぎます。強い明るさで照らすのではなく、足元や植栽の近くに小さな灯りがあると、視線が落ち着きます。影ができすぎない範囲で、帰宅動線が分かる程度の明るさ。そういう控えめな安心があると、夜の帰宅が少し楽になります。

夜の庭は静かです。風が葉をこする音や、遠くを走る車の音が、室内よりも少し柔らかく聞こえます。灯りの近くで葉がほんのり光っていると、遅い帰宅でも「ちゃんと戻ってきた」と感じられることがあります。強すぎない明るさは、帰宅を急かさず、心だけ先に家に着かせてくれます。

 

余白のある選択

 

庭ができて、家に早く帰りたくなった。これは、庭を上手に使えているかどうかとは別の話です。暮らしの切り替えが自然に起きて、視線の逃げ場ができて、天気や季節の動きを受け止める余白が生まれた。その積み重ねが、帰宅の意味を変えていきます。

もし今、帰宅が慌ただしくて、家の中に仕事の疲れを持ち込みやすいと感じるなら。庭を「何かをする場所」ではなく、「感じる場所」として捉えてみてもいいのかもしれません。小さくても、派手じゃなくても、暮らしに合っていれば十分です。

 

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