誰かのためじゃなく、自分のために選ぶ時間
一日の中で、自分で選んだ時間は、どれくらいあるでしょうか。
予定に沿って動いた時間。誰かのために使った時間。やるべきことをこなしていた時間。
それらの合間に、「これは自分で選んだ」と言える時間が、どれくらい残っているか。
その差は、思っている以上に、暮らしの感じ方に影響します。
忙しかったかどうかよりも、自分の意思で立ち止まれたかどうか。その感覚の有無が、一日の終わりに残る疲れ方を変えているように感じます。
誰かのために動く時間と、自分の時間
誰かのために動く時間は、決して悪いものではありません。
家族のため。仕事のため。約束のため。どれも大切で、暮らしを支えている時間です。
けれど、その時間だけで一日が終わると、自分がどこにいたのか、何を感じていたのかが、よく分からなくなることがあります。
今日はうまくいったのか。疲れていたのか。楽しかったのか。
答えが曖昧なまま、次の日を迎えてしまう。
それは、自分のために選んだ時間が、一日の中にほとんどなかったからかもしれません。
まだ何も始まっていない時間
一日の終わりには、まだ何も始まっていない時間が、どこかに残っています。
役割も、評価も、説明もいらない。ただ、自分の感覚だけが戻ってくる、短い時間。
多くの場合、その時間は、何も起こらないまま通り過ぎてしまいます。
けれど、そこで一度立ち止まるかどうか。すぐに次へ進むかどうか。
その選択ひとつで、そのあとの気持ちは、静かに変わっていきます。
特別でなくていい、自分のための時間
自分のために選ぶ時間というと、何か特別なことを想像するかもしれません。
趣味の時間。ひとりで過ごす贅沢な時間。予定を入れない休日。
もちろん、それも大切です。
けれど実際には、暮らしを支えているのは、もっと小さな選択の積み重ねです。
今すぐ動かなくてもいい。今は考えなくてもいい。今日は、ここで止まってもいい。
そう判断することも、立派な「選ぶ時間」です。
役割から少し離れる
日々の中では、どうしても役割が続きます。
整えること。応えること。気を配ること。
目に入るものすべてが、次の行動を促してくる。
だからこそ、役割から少し離れられる場所や時間が、静かに効いてきます。
何かをするためではなく、何もしなくていい状態でいられること。
それだけで、呼吸が深くなり、視線がやわらいでいきます。
自分の感覚が戻ってくるとき
自分のために選ぶ時間があると、不思議と、人に向ける気持ちにも余裕が戻ってきます。
無理に優しくしようとしなくてもいい。頑張って整えなくてもいい。
自分の感覚が、いったん自分の手元に戻っていると、人の言葉や出来事に、過剰に振り回されにくくなります。
それは、自分を優先したから人に冷たくなる、という話ではありません。
むしろ逆で、自分の位置が分かっているからこそ、他人との距離も測りやすくなる、という感覚です。
「選べない状態」に気づく
何かを「しなければならない」状態が続くと、人は知らないうちに、自分の感覚を後回しにする癖がついていきます。
今はこれを優先。自分のことは後で。今は立ち止まれない。
そうやって一日を積み重ねていくと、いつの間にか、「何もしない」という選択肢そのものが、思い浮かばなくなってしまいます。
だからこそ、意識的に選ばなくても、自然に立ち止まれる余白が大切になります。
考えなくてもいい。決めなくてもいい。ただ、止まれる。
その状態が、暮らしの中に組み込まれているかどうか。
毎日同じでなくていい
自分のために選ぶ時間は、毎日同じでなくて構いません。
今日は立ち止まれる日。今日はそのまま流れる日。今日は余裕がない日。
どれも間違いではありません。
大切なのは、「選べる状態」にあること。
選べる余地があるだけで、暮らしは、少し柔らかくなります。
何もしない時間が支えているもの
何もしない時間を持つことは、怠けることでも、逃げることでもありません。
むしろ、自分の感覚を見失わないための、とても現実的な行為です。
頑張り続けるためにも、応え続けるためにも、一度、力を抜く場所が必要です。
その場所が、暮らしのどこかにあるかどうか。
それだけで、日々の積み重なり方は変わってきます。
自分のために選ぶということ
自分のために選んだ時間は、大きな変化を起こさないかもしれません。
けれど、積み重なると、確実に効いてきます。
考えすぎなくていい。急がなくていい。今日はこれでいい。
そう思える瞬間が、一日の中に、ほんの少しでもあること。
それが、暮らしを続けていくための、静かな支えになっていきます。
読んでくださって、ありがとう。
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